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コラム

無我夢中だった半年間 2014.09.30
いじめ問題について私の思うこと 2014.09.29
1日を振り返って 2014.09.26
中間試験対策について 2014.09.25
情熱大陸を視聴して 2014.09.24
突きつけられた大きな課題 2014.09.22
海外視察最終話 2014.09.19
海外視察に参加して Part3 2014.09.17
海外視察に参加して Part2 2014.09.16
海外視察に参加して Part1 2014.09.12
情報化時代の到来と学​校教育 2014.09.11
国際化時代・情報化時​代の到来と学校教育 2014.09.10
私立高校への進学意義​について 2014.09.09
診断テストの結果を振​り返って 2014.09.08
高校生への対応につい​て 2014.09.05
中学3年生がこれから​すべきこと  2014.09.04
見直すべき小学校教育 2014.09.03
通知表を拝見して 2014.09.02
夏期講習を終えて 2014.09.01



 無我夢中だった半年間 2014.09.30

昨日は、協和中学校の女の子達、15時15分に来ました。学校が終わって、自転車に乗って慶応スクールに直行したという感じです。彼女らは10時半まで何も食べずに、黙々と勉強していました。どうしても、公立高校に受かりたい、その気持ちが強く、彼女たちをそうさせているのだと思います。16時には、龍雲中学の男の子達も来ました。彼らも、10時半まで、黙々と頑張っていました。すごくいい感じです。「家ではなかなか学習する気になれません。先生、明日も15時にあけてください」と彼女たちに頼まれましたので、15時から開講します。(笑)

私がこの慶応スクール高松を開講したのが、今年の4月1日です。今日で、ちょうど半年になりました。私が4月に引き次いだとき、生徒は、11名でした。しかし、小学生がすぐに辞めてしまったので、実質は10名スタートでした。3つもある広い教室にたった10名、中学3年生7名、中学2年生3名、後はすべて0です。はっきりいって、これやっていけるかなと頭にかすめました。

まず、私はスタッフに恵まれました。授業が、1人というときもありましたが、決して手を抜かず、一生懸命に数学を教えてくれている様子を見て、いずれこの教室を満席にしたいという思いでやってきました。

まず、最初に手がけたのが、英語教育の充実です。小学生に外国人講師による英会話を、中学生には、英語検定講座を無料で開講しました。現在は、この英検講座、中高あわせて、15名が参加していますが、準備万端で待っていたのに、当初はだれも来ないという日もありました。しかも、開講したのは3級だけです。準2級、2級は該当者がいませんでした。現在では、1時間時間を早め、3級を14時から、準2級を15時から、2級を16時から開講し、17時より中学3年生の授業をおこなっています。

私は27年も教師をしていましたので、そういった人脈は持っています。数学では、国公立大学の数学科を卒業し、他の学習塾で活躍されていた先生に来てもらい、国語、社会、理科は私が公立学校時代にたいへんお世話になった先生が集まってくれました。国語講師は、香川の一番レベルの高いとされている学校で教鞭をとった経験もある方で、国語科では指導する立場にあった方でした。

理科は、公立学校の元教頭先生です。生徒からも、教頭先生って呼ばれ、たいへん親しまれています。社会は、日本史を専門に勉強されてきた方ですが、地理、公民とも知識はかなりすごいです。高校生でも教えることのできる力を持った方ばかりに集まっていただきましたので、やり方を間違えなければ必ず、生徒、保護者から支持される学習塾になると確信していました。

6月ぐらいから、問い合わせが来るようになり、7月から、中学3年生、中学2年生は数学補習講座を開設しました。また、夏期講習では、1日、10時間学習を目指し、午前は、診断過去問を使った授業、午後は個別授業、夜は一斉指導と大半の中学3年生は達成することができました。小学生は、付属対策の問題集を購入し、午前か午後のどちらか毎日来て学習するように伝えたところ、これも全員が来れていました。9月から、日曜講座の開講、また授業時間を、1時間早くし、個別指導学習も充実させるようにしました。また、10月より、医大生による個別指導学習を開設しますので、中学3年生は、週6回、慶応スクールに来ることになります。

高校生も、大人の英会話、英検講座にも無料でどんどん参加してもらいうようにしました。高校生に英会話は必要です。高校生専用の学習机も用意しました。4月には0であった高校生も、現在は、5校から7名の方に来ていただいています。高校生からも、慶応スクールの先生方の授業は本当にわかりやすいと言っていただいてますので、これからますます多くの方に来ていただけるものと確信しています。

最近、他の学習塾を辞め、慶応に来ていただける生徒さんが本当に増えてきました。私は、他の学習塾には興味ないので、どんなふうにされているのか全く知りませんが、保護者の方が面談の時にお話しされますので、どうしても知ってしまいます。夏期講習のとき、内容も説明されないで、お金ばかり要求されたとか、講師が変わりまくって、子どもがいやになったとか、いい話はありません。

面談に来られた保護者の方が皆さん驚かれるのは、慶応スクールは、授業料以外一切必要ないということです。夏期講習代はもちろんのこと、英検、補習講座、英会話、もちろん入塾金などいっさいいただいていません。毎月の授業料のみなのです。それには、面談に来た保護者の方全員が驚かれます。中には逆にお金を取ってくださいなんて言われたこともありますが、この方針は絶対にかえません。

私が慶応スクールを開講する前に、考えていたコンセプトは「だれにでも優しい学習塾」です。どんな性格のお子さんでも、安心して勉強できる教室を作りたいと思ってました。それは、達成されていると思います。上級生は、下級生を思いやる心、下級生は上級生を尊敬する心、ただ学習するだけでなく、そういったことも生徒達に教えていけたらと思っています。今日で、定員にすでに達している、中学3年生、小学生の募集は来年3月まで停止します。これからもスタッフ一同、しっかり頑張ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。



 いじめ問題について私の思うこと 2014.09.29

今日のテーマは学習塾の立場からは、少し離れています。しかし、27年間学校現場にいた者として、「いじめ問題について」私の考えていることをコラムに書かせていただきたいと思います。                                 

実は、先日、ある保護者の方からご相談を受けました。小学生の頃は、毎日、喜んで学校に行っていたのに、中学生のあるとき急に学校に行きたくないと言い出し、今は1週間に1度も学校に行けてないというときもあるそうです。学校の先生に相談しても、話は聞いてくれますが、ぜんぜん解決されてないということです。

私にぜひ、話を聞いて、ご相談に乗ってください内容でした。私は、自分の経験をお話しし、今保護者としてしなければならないこと、学校に相談しなければならないことなど十分にお話しさせていただきました。時間がたつのがあっという間でしたね。しかし、そのお子さんも慶応スクールは休まず来れて一生懸命勉強しています。私も安心してます。                                         今、学校現場では、このいじめ問題に対応するために、お疲れになっている先生はかなり多いのではないでしょうか。解決方法を間違ってしまうと全国放送になりかねません。まず、いじめをしているという生徒には、自分がいじめをしているという認識がありません。そういった生徒の保護者もなぜ、うちの子ばかりがそのような目で見られるのかと逆に学校にかみついてくるといった場面もよく見られました。

まず、私が言いたいのは、いじめが起こってから、あたふたと対応するのではなく、そういった問題が起こらないように管理するのが、学校の責任ではないかと思います。それは、学習塾でも言えているのです。他の学習塾でいじめに会い、慶応スクールに来られた生徒さんもいらっしゃいます。すごくおとなしく、自分の意見をどんどん言うタイプではありません。私と話すときも恥ずかしそうにしてます。そういったタイプのお子さんでも安心して学習できる環境を提供するのが、学校や学習塾の仕事ではないでしょうか。

学校でも学習塾でも、集団でいる場合そこには必ず、規律がなければいけません。私は、教師時代、何度も崩壊したクラスをまの当たりにしました。どんなに問題のある生徒を抱えていても、そこにきちんとした規律がそのクラスにあれば、崩壊することはありません。学校では、学級担任が、学習塾では、わたしのような立場の者がそれを確立していなければなりません。


一番大切なのは、授業規律です。これがきちんとしているクラスは、他の生活面でも生徒が大きな問題を起こすことはまずありません。授業規律ができてないクラス、例えば授業中に私語をしたり、席をたったり、教師に暴言を話したり、そういったクラスは、他の生活面での行動もひどいものです。学習塾でも、塾内で漫画を読んだり、私語をしたり、寝たり、そういったことがおこなわれている塾もあるとお伺いしました。そういった学習塾に、皆様方のお子様を通わせる価値はまったくありません。時間とお金の無駄なのです。

小学校の保護者の方からも、クラスがうまくいっていないというお話をよく聞きます。クラスを崩壊させる担任には、何か共通のものがあるように思えます。

こんな偉そうなことを言っていますが、私も教師になった頃はたいへん苦労しました。あのときは、45人学級でしたので、1人で45人、しかも、教師の指導に素直に従ってこない生徒も何人もいました。このまま、教師をやっていけるのかなと何度も悩みましたが、その時の校長先生、教頭先生、先輩の諸先生方に本当に助けてもらいました。私が、27年間、教師を続けられたのも、そのような人たちのおかげです。今の若い先生方も自分の考えを押し進めていくだけでなく、そういった先輩の先生方の意見を素直に聞くとうこともたいせつなのではないでしょうか。ひどい教師になりますと、自分のクラスが崩れているのにも関わらず、まるで他人事のように話す教師もいるみたいです。

私も、慶応スクールを開講し、学校から離れた立場になって始めてわかりました。保護者の学校への不満は相当なものです。それは、生徒も同じです。

私の年代は、大量に採用されました。そろそろ皆さんが退職されていきます。今は、再雇用という制度もあるみたいですが、一度、教育現場から去られます。ここ数年で、教育現場も大きく変わってくのではないかと思います。この「いじめ問題」根が深いものがあります。果たして、残っていく教師達にこの難題が対応していけるかどうか、大きな課題として残っていくのではないかと思います。



 1日を振り返って 2014.09.26

昨日お話した協和中学校の女の子達、時間通り14時来ました。22時半まで、結局、8時間30分、慶応スクールで勉強していたことになります。本当に頑張りますね。自宅より、慶応スクールの方が、学習に集中できると思うので、頑張ってきてくださいね。わかないところはすぐに聞けます。

木曜日は、サンジィヤ先生の英会話がありました。小学生、楽しく英会話していました。見学したいということで、保護者の方もご覧いただいてました。小学生に、絵を書かせながら、英会話を進めるというこれも、サンジィヤ先生のアイディアです。本当にあっというまの30分でした。保護者の方も、「とても楽しい授業でした。ぜひ通わせたいです。」と言っていただけました。しかし、私一つ、知らなかったことがありました。今、子どもタクシーってあるんですね。子どもタクシーで慶応スクールに通わせるそうです。神戸の事件もありましたし、世の中物騒ですから、時代の流れですね。

小学生の英会話が終わりましたら、中学1年、中学2年、高校生の授業が始まります。どの学年もとても集中してできています。私は彼らの授業態度を見ていて、何も言うことはありません。このまま続けて欲しいです。

昨日、龍雲中学の生徒さん、2人、相次いでご入塾いただきました。ぜひ、慶応スクールに入りたいと言っていただけました。ありがとうございます。実は、慶応スクールの特徴の3つ目に、女の子が多いというのを上げています。全体の7割以上の生徒さんは、女の子なんです。ですから、男の子大歓迎です。正直言って、男の子は体験に来られても入塾しなかった生徒さんも、若干名いらっしゃいます。女の子は今のところ100%のご入塾いただいてます。すごくおとなしいお子さんもいらっしゃいますが、休むことなく来られてます。

私は、どのような性格のお子さんでも、安心して来られる学習塾にしたいととうコンセプトでおこなっていますから、それは完全に達成されています。男の子でも、うまく学校に行けていないお子さんがいらっしゃいますが、慶応スクールには、休むことなく来てます。昨日の中間対策では、彼は16時ぐらいから、22時半まで残って勉強していました。彼が、慶応スクールでは、落ち着いて勉強できると言っていたことがあります。本当に私が思っているような、だれにでも優しい、そんな学習塾になっていると思います。

また、昨日保護者の方と高校生のお嬢様が、無料体験の申し込みに来られました。中学1年生にも、妹さんがいらっしゃいます。いろいろご説明した後、個別の様子を見たいとおっしゃいましたので、ご覧いただきました。黙って黙々と学習に取り組む、中学生を見られて、びっくりされた様子でした。毎日、このような状態です。慶応スクールに、学習中、私語をしたり、周りに迷惑をかけるような生徒さんは、1人もいません。小学生も黙って学習に取り組んでます。昨日のようにいつ見られても大丈夫です。

4月に慶応スクール高松を開講したとき、小学生は0、中学1年生も0でした。今は毎日のように、新しい顔が入ってこられてます。今日は、協和中学の3年生と、太田中学の2年生が2人来られます。中学3年生は、来週、火曜日で募集を打ち切ります。今なら、喜んで受け入れさせていただきます。皆様が来られるのをスタッフ一同心からお待ちしています。



 中間試験対策について 2014.09.25

9月25日、今日から、中学校は中間試験発表となります。これから試験が終わるまでは部活動はなくなり、学習一色になるわけです。昨日も多くの生徒さんが中間対策に来てました。早い生徒は16時に来てました。ちなみに慶応スクールの開講時間は17時です。(笑)

今日は、協和中学校が午前中授業だそうです。「先生、慶応スクール、何時に開きますか。14時に来ていいですか。」と言われました。わかりました、可愛い生徒さんのためです、今日は、14時から開講します。ただ、木曜日は、小学生の英会話の日です。小学生、全員が集まります。19時半まではてんてこ舞いだと思います。

中学3年生の授業開始は、前にもお話ししたように、18時半からに変更しました。中学2年生、中学1年生の授業開始時間も、試験期間だけ18時半とします。私が授業開始時間を1時間は早くするといってもだれもいやな顔をしません。むしろ、慶応でじっくり学習に取り組みたいという生徒ばかりです。本当にここまでよく成長してくれました。

後、医大生が水曜日の19時からと土曜日の16時からチュ-タとして来てくれることになりました。生徒には今日発表します。中学3年生はこれから、毎週水曜日も個別指導として慶応スクール来させます。ですから、10月から彼らは週6回ということになります。

中間対策は、一斉指導と個別指導にわけます。試験範囲の内容はすべて覚えさせます。これは、繰り返し声に出して読むということで十分可能です。
まず、国語ですが、まず国文法と漢字ノ-トをすべて暗記させます。その後、問題集を使い、試験範囲の内容を解かせます。最後は、過去問を使いまとめあげます。

社会は、中3生は今回から公民がかなりの量で入ってきます。分析をすべて暗記させた後、何度も教科書を音読させます。その後、問題集でまとめ、最後に過去問を使い仕上げます。

数学は、中学3年生は、平方根、二次方程式です。中学2年生は連立方程式、1次関数になります。中学1年生は、文字の式と方程式です。どの学年も、思考力がかなり必要とされますので、授業と個別でしっかり対応していく予定です。
理科は、すべて暗記というわけにはいきません。特に遺伝や運動の分野では、どうしてそのような答えになるのか理解していく必要があります。

英語は、中学3年生は、分詞の前までですから、難しい文法はありません。中学2年生は、接続詞です。問題は中学1年生です。この中間試験から、3人称単数形が出てきます。いまだに、do,doesの使い方が理解できていない生徒が多くいます。

例えば、Yuki has a book in her hand.皆さん、a bookの下にアンダ-ラインを引いてください。これを尋ねる疑問文が作れたら、80点以下を取る可能性は薄いと思います。答えは、What does Yuki have in her hand?です。Yes,Noで答える疑問文を作るのはほとんどの生徒はできていますが、疑問詞を使った疑問文を作るのはかなり難解です。練習しかありません。繰り返し頑張りましょう。単語は、すべて暗記させ、毎回テストを行います。

この試験期間は、慶応スクールに入塾していない生徒さんでも、1週間、責任を持ってお引き受けします。もちろん、後で入塾を強制するとかということはありません。自宅でなかなか学習に取り組めない生徒の皆さん、1週間だけでも、慶応スクールに来てみませんか。私たちスタッフがきちんと応対させてもらいます。さあ、これから1週間、しっかり頑張りましょうね!



 情熱大陸を視聴して 2014.09.24

中学3年生の女の子から、「慶応スクールは学習時間が長くて、先生方がすごく熱心に指導してくれるということで、私の学校でかなりうわさになってますよ。」と言われました。ありがとうございます。先週いただいた大きなクレームに真摯に対応した結果、また学習時間が延びてしまいました。家庭では、テレビとか誘惑するものが多くてなかなか集中できないと思います。今は、中間試験対策をやってます。ほとんどの生徒さんが毎日来てます。しっかり頑張ってくださいね。

さて、日曜日に、夜23時からTBSで放映されている情熱大陸という番組を見ました。ご覧になった方ありますか。「1年で偏差値を40上げ、慶應大学に合格させる男の教育法」というタイトルで、坪田信貴さんが紹介されていました。実は、私、前の学校で彼が書いた本を持っていた先生がいまして、その先生にその本をお借りして読んでました。なかなか皆さん、偏差値40を上げると言ってもどれくらいすごいのかおわかりにならないのではないかと思います。

簡単に言えば、大学センター試験を1年で、400点上げたと言うことです。なかなか信じられない話です。たぶん、他にもそれに似た生徒さんが多くいらっしゃるのでしょう。7年で、240人の生徒さんを集めるとはたいしたものです。しかし、私も半年で70人の生徒さんに来ていただいてます。彼には負けていません。これからもしっかりやっていきます。

あの番組をいろんな事を考えながら見てました。私が彼の話を聞いて共感したところを上げてみますね。

(1)どんな生徒も分け隔てなく受け入れていること。これは、素晴らしいことです。私も、勉強嫌いな生徒はいても、人よりも多くの知識を身につけたい、自分が成長したいと思っていない子どもはいないと思ってます。きちんとした学習環境を提供し、学習の進め方を教えていけば、どんな生徒さんでも伸びると確信しています。ですから、慶応スクールには、入塾試験などというものはありません。

(2)1人1人の学力レベルに応じて時には小学校の教材にまでさかのぼる。これは、個別指導でないとできません。その通りだと思います。

(3)生徒の性格に合わせ時はほめたたえる。どんな種類の相談にも前向きに応じる。生徒の性格を早く見極めることは本当に大切です。学校にも、さまざまな性格の生徒がいました。学校のような大きな集団だと生徒1人1人の性格に合わせた指導というのは難しいですが、我々のような学習塾ならそれは可能なことです。

(4)個性に合わせた指導法、どんな子どもにもやる気を引き出す。子どもって本当に伸びる、心から応援する。子どものやる気を引き出す一番の方法は、大人からの声かけです。点数が上がった生徒は、みんなの前で大きくほめてやり、点数があまり上がってない生徒に対しては、決して後ろ向きにならないような声がけをしていくことが大切です。

(5)それぞれに出された課題を自主形式で学ぶ。1つの課題を終えると講師の元へ。指導に入ると、質問攻めにして、声に出して答えさせる。声に出させるというのはとても大切なことです。子どもってすぐに表情でます。自信を持ってくると声が大きくなり、講師の目を見て自然に答えるようになります。

(6)辞書を調べるという課程で単語のスペルが覚えられる。これは、私も英検講座で実践しています。時間はかかりますが、辞書でスペルを調べさせています。単語を覚えるのに辞書を引くという作業は欠かせません。

(7)相手が理解しているかどうか確認するために、必ずアウトプットさせる。要するに、口に出して自分で説明させるわけです。これは、慶応スクールでもすぐに実践いたします。

たくさん、印象に残ったことはありましたが、1つだけ、あの区切られたブースの中に入って学習するというのは、かなり閉鎖的な感じがして、私はどうかと思いました。図書館を思い出してください。夏休みになるとかなりの列ができています。図書館はオープンスペースです。それは、お互いの相乗効果が出るからです。慶応スクールには、あのような区切られたブースのようなものは作りません。

中3生、小学生は後、1週間で募集を停止します。ぜひ、一度、無料体験に来て、雰囲気を味わってみてくださいね。



 突きつけられた大きな課題 2014.09.22

慶応スクール高松は、開講してもうすぐ半年を迎えようとしています。本当に開講まもないこの慶応スクールに多く方々に、ご入塾いただきありがとうございます。勝賀中学、国分寺中学、香川第一中学、そして今月は三木中学も来ていただきました。遠方より、この慶応スクールに大切なお子様をお預けいただきましたこと、スタッフを代表して心からお礼申し上げます。

中学3年生は、週5回、また、授業時間も1時間早めましたので、1日4時間、だれ1人学習姿勢を崩すことなく頑張っています。彼らの頑張りを見ていますともっといい対策はないのかそればかりを考えています。

しかし、先週、保護者、生徒さんから大きな課題をいただきました。課題と言えば聞こえはいいのですが、簡単に言うと慶応スクールに対する大きなクレームです。このようなことを公表するのは、学習塾にとってマイナスになるのはわかっていますが、皆様方にあえて、慶応スクール高松の今の現状を知っていただくために書くことにしました。

それは「個別指導について」です。慶応スクールは、一斉指導と個別指導をミックスしたハイブリッドの学習塾だと聞いてきたのに個別指導をきちんとしてもらえないという内容でした。まったくおっしゃる通りです。

私は夏期講習、午後からの個別指導の時から、個別がうまく機能していないと感じていました。しかし、きちんとした対策も立てずに、今日まで来てしまったことがクレームをいただいた大きな原因なのです。だめだと思ったらすぐに見直さなければならない、これを思い知らされた気がします。おそらく何人かの生徒さん、保護者の方も同じようなことを考えられていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。本当に、申し訳ございませんでした。心からお詫び申し上げます。

クレームをいただいたその日にスタッフ全員を緊急に集めミーティンク゛をおこない意見を出し合いました。昼間、もしくは早い時間にチュータを入れるとなりますと大学生か暇な社会人になってしまいます。慶応スクール高松の講師陣は教育現場に携わってきた者ばかりで、実績、経験とも申し分のない方ばかりです。私は大学生をもし入れるとしたら、医学部生しかないと思っています。医学部生ぐらいの知識がないと生徒にはうまく伝わりません。ですから、チュータを入れるということはしたくありません。        

そこで、以下のことを慶応スクール高松の保護者様、生徒の皆さんにはすでに提案し、実行いたします。

(1)中学3年生の授業時間を1時間早くし、18時半から21時半までの3時間とし、その後の1時間を徹底した個別指導学習とし、スタッフ全員で対応する。
(2)月曜日の数学補習講座も1時間早くし、3限目は個別指導に当てる。火曜日におこなっている中学2年生の数学補習講座も同様とする。
(3)中学1年生は、授業の1時間を個別指導に当てる。

個別指導の部屋も黒板を用意し、すでに作りました。思ったことはどんどんやっていきます。これでも個別指導ができてないと思いましたら、すぐに次の対策を打ち出します。遠方から慶応スクールに来られて生徒さんには、授業時間を早くしたこと心からお詫びしました。後は、個別指導の内容ですが、問題集をさせて、分からないところを質問させるといったそんな単純なやり方ではいけません。進め方はとても大切です。切磋琢磨しながら頑張っていきたいと思います。昨日2名の中学3年生の方に来ていただきました。3年生は、今月の30日をもちまして、募集は停止いたします。私の考えにご賛同いただけます方、ぜひ、慶応スクール高松に来て雰囲気を体験してみてください。



 海外視察最終話 2014.09.19

昨日はたいへんばたばたしておりました。体験希望の申し込みが相次ぎ、その対応におわれていましたし、慶応スクール高松に大きな課題も突きつけられ、スタッフ全員で話し合っていましたので、落ち着いてコラムを書く時間がございませんでした。この課題につきましては、皆様方に正直に、来週の私のコラムに載せます。

昨日、ご入塾いただきました中学1年生の保護者の方から、「昨年、下の弟が英会話スクールでサンジィヤ先生に教わっていたんですよ。慶応スクール高松にいらっしゃったんですね。」と言われました。サンジィヤ先生に、日本人スタッフがぜんぜん指導しなくて、授業にならなかったという話は私は聞いています。慶応スクール高松の小学生にそういった生徒は1人もいません。ぜひ、一度ご覧いただけたらと思います。

さて、今日は、最後の訪問国、フランスについて書きたいと思います。フランスでは、学校訪問はありませんでした。シャンゼリゼ通りを十分に、歩いた後、パリのエッフェル塔、ルーブル美術館などさまざまな場所に案内していただきました。

実は、ノートルダム寺院に行ったとき、私ともう1人の方が、子ども達に取り囲まれてしまいました。現地の案内人の方に何とか助けていただきましたが、本当に小さな子ども達です。しかし、取り囲まれ近づいてきたときはかなり引いてしまいました。日本ではなかなかありえないことです。

海外旅行はやはり何が起きるかわかりません。パリの地下鉄に乗ったとき、女性のハンドバックが切られていました。本当に気をつけなければなりません。エッフェル塔はきれいではあまりせん。まわり鳩ばかりです。東京タワーのほうが本当にいいです。特に印象はありませんでした。

ルーブル美術館は、本当に素晴らしく庭もとても優雅でエレガントでした。本物のモナリザを見たときは、目が点になってしまったことを覚えています。フランスでは、カフェにも入りましたし、ネクタイ着用のレストランにも案内されました。

フランス人は、フランス語をとても大切にし、英語は話さないと聞いていましたが、そんなことはありません。ホテル、有名なお店もすべて英語でいけます。フランスでは、少し英語の大切さを実感しました。

私は、学校の女の先生に、シャネルの香水を買って帰りました。シャネルは高いというイメージがありますが、大きさは小さかったですが、値段はそんなにしませんでした。後日、女性の先生にお渡ししたところ、皆さんたいへん喜んでいただきました。やはり、シャネルは女性にはかなりインパクトがあるのですね。

皆さん、「ムーランルージュ」ってご存じですか。映画にもなりましたね。パリの有名な劇場です。実は、私、そのステージに上がり、外国人たちの前で、約20分間、パフォーマンスをしたんですよ。ショーの間に、フランス人のスタッフが会場に降りてきて、ステージにあげるというコーナがありました。

観客の数、多すぎて数えられません。なぜか、その中で、私がステージに連れて行かれたんです。私は、スタッフの方が言われるままにしたのですが、フランス語で何を言ってるかさっぱりわからなかったので、勝手に演技しました。そしたら、なんと外国人に大受けしてしまい、ステージから降りるときに、観衆の外国人に握手を求められてしまいました。「あなたの人生で一番の思い出はなんですか」と聞かれましたら、間違いなく「ムーランルージュのステージに上がったことです」と答えます。

皆さん、ムーランルージュのステージに上がった日本人と会いたくないですか。(笑)
もし会いたくなったら、慶応スクール高松にいます。せひ、お越しください。
さて、来週の月曜日には、私たちに突きつけられた課題について正直にコラムに載せます。なかなか解決方法が見つからず、昨日も、ミーティングが終わったのは、何時でしたか。夜中の1時は軽く過ぎてました。中3生には、新しいプログラムを今日、発表するようにしています。では、皆さん、今日の合い言葉は「ムーランルージュ」ですね。よい、週末をお過ごしください。



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 海外視察に参加して Part3 2014.09.17

慶応スクール高松の小学生、中学3年生の生徒さんは、今月30日で募集を停止しなければならないほどの数になってしまいました。特に、小学生は、4教科のすべてをおこない、また、外国人による英会話の影響がすごく大きいと思います。英語教育の大切さを、小学生達も保護者の皆様も十分におわかりになられていると思います。

今は、キャナル・サンジィヤ先生がされていますが、とにかく授業がおもしろいです。子ども達が興味を持って英語の授業に取り組めるように、いろんな資料、道具をご自分で準備されて、30分なんてあっという間の感じがします。今月、30日までなら受け付けます。ぜひ、体験授業を受講してください。

慶応スクール高松の小学生達が、席を立って笑いながら英会話している様子を見てみますと、20年前、私がオランダで見た英会話の授業を思い出します。

オランダでおこなわれていました、授業形態と慶応スクール高松の授業形態は同じです。
第3の訪問国、オランダの首都、アムステルダムに着くと、まず私たちはアンネフランクの生家に案内されました。ゆっくり流れる穏やかな川のほとりにある彼女の家に、ナチスがやって来て家族を連れて行った光景など想像できません。アンネが隠れていた尾根裏まで行きました。そこでは、自動音声で説明を聞くことができます。英語、フランス語、ドイツ語、そして日本語です。

アンネの生家を後にして、私たちはバスでゴーダー市に行きました。そこは、チーズで有名です。市長さん、教育長さんの挨拶を受け、記念品の交換をおこないました。私たちが持参したのは、大きな鯉のぼりです。

市長さん、教育長さんの挨拶を日本語で通訳したわけですが、事前に原稿を渡されていたわけでもなく、聞き取れない英語もありました。しかし、わかっているようなふりをして、雰囲気で日本語に直しました。向こうの方が話す英語のスピードは早いです。発音も聞き取れないところもあります。本当に、冷や汗が出たのを覚えています。

オランダ人は背が高く、女性でも平均170cm近くあります。オランダには、もちろん母国語があるのですが、国民の8割以上の方は英語を話すそうです。ですから、英語教育は徹底しています。レセプションパーティは大いに盛り上がりました。オランダの方はとてもフレンドリーで、親日家が多く、柔道はとても人気のあるスポーツです。

オランダはとても落ち着いた国でした。イタリアとはまるで雰囲気が違います。私の友人で、某公立小学校の教頭をしていますが、彼は、アムステルダムの日本人学校に3年間勤務していました。3年間、すごくよかったと彼は言っていましたが、それは私も納得できます。

オランダのゴーダー市を後にして、バスでロッテルダムに行き、そこから列車で最後の訪問国、フランスのパリに向かいました。明日は、フランスの首都、パリについて書きます。

昨日、中3生はまだ入塾できますかとお問い合わせをいただきましたが、30日までは大丈夫です。ぜひ、無料体験に来てみてください。慶応スクール高松の雰囲気を体験してみてください。スタッフ一同心からお待ちしています。



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 海外視察に参加して Part2 2014.09.16

先日、大人の英会話のとき、皆さんでサンジィヤ先生が経営されているインド料理店に行きましょうという話になりました。そのとき、サンジィヤ先生の母国であるネパールの料理も出していただけるそうです。さすがに、ネパールの料理というものがどんなものか知りません。皆さんとても楽しみにしていらっしゃいます。大人の英会話は、まだ入れます。よかったら私たちと一緒に行きませんか。(笑)

さて、昨日は、チェコのお話をしました。今日は、2番目の訪問国、イタリアについて書きたいと思います。まず、驚いたことはイタリア国内線のフライトアテンダントは男性です。いかつい男達にジュースを手渡され、少しとまどってしまいました。私たちが滞在したのはローマでしたが、まずツアーに行くためには、イタリア人ガイドが同行しなければなりません。

イタリアはご存じのように、第2次大戦では、敗戦国でしたが、そんなに戦争の被害を感じるような場所はありませんでした。歴史的に有名なコロシアムはすべて残されています。歴史的に価値があるものが多く残されているため、それらを取り壊すわけにはいかず、ローマはなかなか高層ビルが立ちにくいというお話はされていました。トイレもすべて有料でした。貨幣は、今は、ヨーロッパはイギリスを除いてはユーロですが、その当時はリラでした。

イタリアでの学校訪問はありませんでした。観光です。ひと言で言ってたいへん慌ただしい国です。少しでも隙間があれば車も強引に駐車しようとしますし、あまり信号などもきちんと守られているという感じはしませんでした。同行した女性は、イタリア人男性から、声をかけられていました。さすが、イタリアですね。

イタリアで日本食レストランに入りました。同行していました男性の方が、久しぶりに日本食が食べたくなったといったのがきっかけです。円も使えますし、私たち4人で日本レストランで食事をしました。私たちが食べたのは、1人が天ぷら定食、かけそば、ビール1本です。味は日本と変わりません。とてもおいしかったです。しかし、値段には驚きました。それで、1人1万円です。日本食は高いとは聞いていましたが、本当に高かったです。

観光では、オードリヘップバーン主演のローマの休日のロケ地に案内されました。いろんな説明を受けましたが、分かっていれば、行く前にローマの休日を見ておくべきでした。それは、後悔しました。トレビの泉では、多くの日本人も見かけました。

イタリアと言えばやはり革製品が有名です。財布とベルトを私は購入しました。妻には、フェラガモの靴を頼まれていましたので、本店まで行き購入しました。フェラガモ本店には、日本語が話せる方がいらっしゃいます。心配要りません。この国では、英語を話すことはほとんどありませんでした。あんまり、英語の必要性を感じませんでした。

明日は、第3の訪問国、オランダについて書きます。オランダでは学校訪問をし、オランダでおこなわれていました英語の授業のやり方をそのまま慶応スクール高松の小学生の英会話の授業で取り入れています。
小学生の募集は、今月までと決めていますが、今日も、体験の申し込みをいただきました。この生徒さんも遠隔地から来られます。皆さんまのご期待に応えられるように精一杯頑張ってまいります。
明日のコラムもどうぞお楽しみに。



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 海外視察に参加して Part1 2014.09.12

おはようございます。外はかなり涼しくなりましたね。しかし、私は朝の清掃が終わり、今汗だくです。クーラーをきかせ、コーヒを飲みながらいつものようにこのコラムを書いています。6月から始めましたが、先生のコラム毎日読んでますとかいろんな方に声をかけられるようになりました。勝賀中学校からご入塾いただきました方は、私のコラムを読んだのがきっかけだそうです。本当にありがとうございます。

今日からしばらく私が教師時代に経験したことを書きたいと思います。

平成6年に、私はまだ33歳のどちらかというと若かて教師でしたが、当時の文部省から海外視察団ヨーロッパ班の通訳という形で選んでいただきました。一緒に同行する方は23名で、全員が私よりも年上であり、最初の顔見せではたいへん緊張していたことを覚えています。

私は、英語教師でありながら、海外留学をしたという経験はありません。初めての大きな旅行で、しかも通訳という形で選ばれ、どうしようかとかなり悩んでました。実際、チェコやオランダでは、市長さんも来られ、われわれの学校訪問様子が現地の新聞で出たほどです。

私たちは関空からイギリスのヒュースロー空港を経て、ベルギーの首都、ブリュッセルに入りました。ベルギーは本当に落ち着いた国でした。朝、散歩に出かけましたが、日本と同じようにジョギングをしている人、体操をしている人を多く見かけました。その後、第1の訪問国であるチェコのプラハに入りました。チェコスロバキアという形で、私たちは教わっていましたが、今は分離し、チェコとスロバキアという国に分かれています。プラハ城に行きましたが、すばらしく美しい城でバックに写真を撮りまくったことを覚えています。

私たちが宿泊したホテルは、プラハの中心にありとても優雅できれいなホテルでしたが、1968年「プラハの春」という事件が起こり、私たちが宿泊していたホテルの前までソ連軍の戦車がやって来たそうです。

チェコでは語学学校、中学校、高校を訪問しました。生徒は15歳とは思えないほど大人びた生徒ばかりでした。チェコは第1外国語はドイツ語ですが、やはり英語はしっかりカリキュラムに入っており、学習していました。どの国も英語教育は大切だと考えているのです。

地理、情報、数学とさまざまな授業を見学しましたが、日本の学校教育とそんなにやり方が異なっているとは感じませんでした。ただ、小学生でも英語は話します。チェコでも改めて英語の大切さを実感しました。

夜は、歓迎レセプションがおこなわれました。ここで感じたのがやはり英語の存在の大きさです。チェコの方は全員が英語を話せるのに私たちはほとんどの方がだめでした。通訳してくださいと、あちこちのテーブルに呼ばれましたが、身振り手振りのジェスチャーだけでは、意志はうまく通じません。参加者の1人の方が、英語をきちんと勉強していたらよかったとしみじみと言っていたのを覚えています。

1つ驚いたことがありました。ベルギーで朝、テレビをつけると日本のお母さんと一緒がドイツ語で放送されていましたし、チェコでは、日本のゴジラ対キングコングがこれもドイツ語で放送されていました。今は、漫画がヨーロッパでも浸透していますが、当時から日本の文化がヨーロツパに流れているなと感じた次第です。

明日は、2番目に訪れましたイタリアについて書きます。海外に興味のあられる方、お楽しみに。



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 情報化時代の到来と学​校教育 2014.09.11

皆さん、おはようございます。今日は、8時から、大掃除をしていました。汗だくだくです。こだわりのトイレも、ピカピカです。実は、慶応スクール高松は、7割は女の子達です。だから、教室清掃にはすごく気をつかっているのです。今日もたくさんの生徒がやってきます。今は、私1人ですから、静かにこのコラムを書いていますが、夜になると活気のある教室へと変わっていきます。

さて、昨日は、国際化時代の到来と学校教育というテーマで書きましたが、今日は「情報化時代の到来と学校教育」というテーマで書きます。今は、情報という科目があり、各公立学校にもコンピューター室が設けられています。皆さん「デジタル授業」という言葉を聞いたことがありますか。2020年までに、生徒1人1人にタブレットが配布され、それを使用しながら授業を進めていくというやり方です。都会の学校では、すでに始めている学校もあるみたいです。お隣、韓国の学校ではすでに始まっていますが、日本で定着するかどうかは少し疑問です。機械に頼る教育、なんか違和感ありませんか。教育現場というのは、塾も同じですが、人と人とのつながりを私は大切にしていくべきだと思っています。

私が若かりし頃は、ほとんどの教師は時間があれば教室に行き、生徒といろんな話をして、学校に笑い声や運動場で生徒と何かしている先生の姿をよく見かけました。しかし、今は、机に向かってパソコンばかり触っている教師が多いように思われます。生徒との関係が疎遠になっていくような気がしていけません。私が教師だったころは、通知表も手書きで、心をこめて生徒1人1人に書いたものでしたが、慶応スクールの保護者の方か持ってこられた通知表は、全員がパソコンで打たれたものでした。たいへん読みやすいのですが、なんかたんたんとしていて、教師の愛情というものをあまり感じられなくなりましたね。

これから益々、学校現場にも情報化の波が押し寄せてくると思います。実は、たいへんお恥ずかしいのですが、私はコンピューターにはたいへんうといです。しかし、そのことをあんまり恥ずかしく思ったことはありません。このように、文章が打てるだけで十分です。

慶応スクール高松では、衛星放送の録画授業が見られるように、テレビを2台設置しています。しかし、だれ1人として、生徒は見ようとしません。自分のペースで学習でき、分からないところを何度も繰り返し見られるのでいいと思って始めたのですが、生徒はしようとはしません。生徒が一番好むのは、やはり一斉授業です。講師が説明し、それをノートにまとめる。このような昔ながらのやり方を、今の生徒も好んでいるのだと思います。ですから、私はこのタブレットを使った授業が、日本の学校に浸透するとは思えないのです。これから、自宅学習の時代になるとも言われてますが、パソコンを見ながら自宅での学習というのも、私は定着するとは思えません。やはり、教育現場は今も昔も人間関係を一番重視したものであるのではないかと思います。

慶応スクール高松では、コンピューを使った授業とかそういったことは、考えていません。昔ながらのやり方でこれからもおこなっていこうと思っています。

実は、平成6年に、当時の文部省から、海外研修のメンバーに選ばれ、ヨーロツパに1ケ月いた経験があります。チェコとオランダの学校を訪問してきました。オランダやチェコでおこなわれていました、英語の授業をそのまま慶応スクール高松では取り入れています。私が見てきた諸外国の教育というテーマで明日は書きたいと思います。



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 国際化時代・情報化時​代の到来と学校教育 2014.09.10

1日目の今日は、「国際化時代の到来と学校教育」というテーマで書かせていただきます。国際言語と言えば、間違いなく英語です。しかし、英語を話す人の数は、世界で第3位なのです。1位は何語か分かりますか。中国語です。2位は?これは少し難しいですよ。答えはスペイン語です。しかし、世界の公用語として認められている言語は、言うまでもなく英語です。英語を話すことができれば、世界の主だった国に行ってもまず困ることはないと思います。教育界でも、この国際化時代に備えていろんなことがおこなわれています。

まず、数多くの外国人がALT(Assistant Language Teacher)として、日本の学校に入ってきました。今の中学生は、外国人の方を身近な存在として感じるようになってきました。しかし、問題もあります。せっかく多くの外国人に日本の学校に入ってきてもらっているのですが、彼らの有効な活用法はまだまだなされていません。これでは、日本の生徒達の英語力は伸びません。

日本の公立学校では、TT(ティームティーチング)という形で授業がおこなわれています。そのとき決っしてしてはいけないことは、彼らを機械の代わりにしてはいけません。授業は、ALTと十分に話し合いながら組み立てていかなくてはいけません。

しかし、残念ことに、日本の英語教師は、生徒指導や部活動に追われて、彼らとゆっくり話す時間がありません。せっかく彼らを採用しても有効に活用しているとは言い難いと思います。

私は、一度、四国のALTの集まりの会に、日本人教師として参加して欲しいと教育委員会から言われ、彼らと英語で議論したことがありました。やはり文化の違いもあり、彼らの不満もけっこう聞かされました。そんな話を聞いていると日本の教育界もまだまだ国際化時代に対応できているとは思いません。

日本人は、文法力は高いが、会話力は低いと言われています。それは、控えめなことを美徳としている日本人の性質にもよると思いますし、日本の高校入試、大学入試をのあり方を見直していかないとどうしても英語は文法が中心になってしまいます。

英語は小学校5年生から、取り入れられるようになりました。いきなり英語が科目に入ってきて、小学校の先生方もたいへんだと思います。

慶応スクール高松では、毎週水曜日、19時より高校生以上を対象とした英会話をおこなっています。その英会話の中に、4人小学校の先生がいらっしゃいます。皆さん、本当に英会話を勉強したいという気持ちでいらっしゃってますので、とても熱心に、また楽しく英会話を学んでおられます。

今の小学生が大人になったときは、英語は話せて、読めて、書けて当たり前という時代に間違いなくなります。慶応スクール高松の小学生は、全員が外国人講師による英会話に参加しています。講師は、キャナルサンジィヤ先生といい、4ケ国語を自由に話せますし、日本語検定1級をお持ちのとても学識の高い先生です。小学生には、日本人が教えるような、英語ではいけません。必ず、ネイティブの発音でなければ意味がないのです。

慶応スクール高松では、英語検定講座も、3級、準2級、2級と開設し、毎週土曜日におこなっています。私の英語に対する考え方は、自分でも相当にこだわりを持っています。おそらく、香川の学習塾で、ここまで英語教育に執着している人間はいないと思ってます。皆様の中で、私と同じような考えをお持ちの方、その期待に十分に対応できるのは、間違いなく慶応スクール高松です。中学3年生、小学生は今月で、募集を停止します。ぜひ、一度お越しになり、この雰囲気を味わっていただきたいと思っています。



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 私立高校への進学意義​について 2014.09.09

先日、ある方から、私どもの子どもはまだ小さいのですが、妻が先生のコラムを読んでます、毎日、よくこれだけ書けますねとお褒めの言葉をいただきましたが、27年間も教育界にいたのです。まだまだ、書くことはたくさんあります。これからも書き続けますよとお返事しました。

今日は「私立高校への進学意義」というテーマで書かせていただきます。各公立中学校は、10月か11月に、私立高校、公立高校進学説明会をおこないます。私は、ずっと進路指導主事でしたので、司会を担当していました。私立高校の時は、空席もありましたが、公立高校の時は、ほぼ満席状態です。香川は公立志向が強いといわれていますが、4月から慶応スクール高松を開校して改めてそれを感じました。

保護者、生徒の公立志向は相当なものです。目指す公立高校があるから、私どものような学習塾で、一生懸命勉強するわけです。

私が、中学の時も、私立高校は、公立に落ちたら行く、そんなイメージがありましたが、今も、それは根強く残っています。

しかし、時代は変わっているのです。今年の夏の高校野球、香川県の決勝戦は、坂出商業と大手前高校でした。大手前は惜しくも負けてしまいました。私どもは、大手前と言えば、ひ弱で勉強ばかりしている学校、そんなイメージがありましたが、甲子園に出場するのはそんな遠い日にはならないと思います。あの決勝で戦っていた選手達は、公立高校の受験に失敗した生徒達ではありません。現代の子ども達は、野球もしたいが、大学にも進学したい、そんなニーズにあの学校は応えているのではないかと思います。

保護者の方が一番、気になるのは金銭面です。しかし、私立高校には特待制度というものがあります。特待で合格できれば、公立に進学するのとほとんど変わりはありません。むしろ、大学進学のことを考えれば、私立高校に進学した方がよいかもしれません。私は、公立高校出身ですが、大学進学のために、先生がなにかしてくれたという記憶はありません。私立高校は、進学実績を残さないと生徒は集まりません。そこのところは、私たち学習塾とよく似ています。私の教え子で、公立高校がだめで、私立高校に進学し、現役で横浜国立大学へと進学しました。彼女が言っていましたが、その私立高校の生成達は、彼女1人のためにだけでも、遅くまで授業をしてくれたり、本当に親身になって進学の相談にのってくれてたといいます。

実は、私は8月の進路説明会の時に、少し私立高校をサポートするような話をしました。その後、慶応スクール高松の事務長の方から、保護者は、目標としている公立高校に子どもを行かせるために、慶応スクールに来させているのです。先生の今日の話は、少しどうかと思いますと釘をさされてしいました。

もちろん、慶応スクール高松に来られている生徒さんを希望する公立高校に合格させるために、私たちスタッフは頑張っています。私が言いたいことは、もし、公立高校に合格できなくても、人生が終わったように落ち込む必要はまったくないということです。私立高校で頑張れば、公立とは違ったもしかしたら、自分の実力以上の大学に進学できる可能性があるということです。

私どもも、多くの生徒さんに来てもらえるように、毎日、必死で頑張っています。香川県には、10の私立高校があります。黙ってても、生徒が集まってくる公立高校とは違うのです。私立高校の先生方、しっかり頑張ってください。

明日は「国際化時代・情報化時代の教育」について書きます。明日も、お楽しみに。



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 診断テストの結果を振​り返って 2014.09.08

9月2日に中学3年生を対象とした第2回学習の診断テストがおこなわれました。私は、この夏休み明けのテストに並々ならぬ力を入れていました。夏期講習で、1日、10時間の目標を3年生には設定し、大半の生徒は私の期待通り、毎日、きちんと参加し、目標を達成できていたと思います。手応えは十分に感じていました。自信を持ってこのテストに臨ますことができました。

私は楽をして成績を上げる方法などないと思っています。学習の仕方は、今も昔も変わりません。毎日、継続して、集中して取り組むことです。スポーツの世界と同じではないかと思います。人よりも、多く練習した者が、必ず勝利を納めると信じています。

慶応スクール高松は、8月31日から、日曜講座を開講しましたので、中学3年生は、週5回、慶応に来て学習に励んでいます。もちろん、正月などありません。おもちを食べながら、正月番組を見るなどということは彼らにはありません。1月6日には、第5回診断があります。私立高校の入試も10日の大手前から始まります。慶応スクールで、しっかり学習に取り組み、総仕上げに入ります。

今回の診断テストの結果ですが、3年生で1回目と比べて、下がった生徒は1人もいません。それは、当たり前のことです。125点から、一気に166点に、41点上げた生徒もいますが、私に言わせば、診断で30点上げることなど、私の学習方法をきちんと彼らが実践さえしてくれれば、特に驚くことではありません。まだ、9月です。まだまだ、点数は上げていきます。

先日、某中学校のトップクラスの女の子が他の大手塾を辞め、慶応スクール高松に入塾していただきました。彼女はすでに英検準2級を取得し、これから2級を目指して頑張るような女の子です。慶応スクール高松の英検2級講座にさっそく入ってもらうことになりました。彼女が入ってきたことで、3年生に一段とやる気が高まっています。私は、慶応スクール高松には、それだけの価値がある学習塾になりつつあると確信しています。

私がこのコラムを書いてますのは、9月7日、日曜日、午前、今10時20分です。私の目の前で、3年生は、第3回に向けて、数学の過去問を必死に解いています。本当に「頑張れ!」という気持ちでいっぱいです。

ただ、今回の試験でいいことばかりではありません、大いに反省しないといけないこともありました。私が200点近くは取れると確信していました生徒の点数が1回目と変わりませんでした。決して悪い点数ではありません。点数だけ見ると、いいです。しかし、上がっていません。彼女は、私の設定した目標をきちんと守り、夏休みは、1日も休むことなく10時間学習に参加していました。スタッフ全員を緊急に集め意見を出し合ってもらい、第3回の診断では同じような結果にしないことを心に決めた次第です。

敗因は、理科と社会にあります。この2つの教科は、40点を超える力は十分に持っているのにもかかわらず、今回は取らすことができませんてせした。社会は、地理と歴史、理科も2年生までの範囲です。私は改めて2年生までの学習が大切なのかを実感しました。

私は、日曜講習をしていて、理科、社会の反応が弱いとは感じてはいました。押さえていないといけないところをきちんと押さえられていません。例えば時差の問題、日本が東径135°に、15°で1時間の時差が出ることも知りませんでしたし、武士のために作られた法律と言えば、鎌倉時代の貞永式目、江戸時代の武家諸法度、そういった言葉もでてきていません。理科も、火山などきちんと覚えられていませんでした。思わず、「これまで、何をしていたんだ」と叫びたくもなりましたが、そんなことを言っても何も解決しません。

慶応スクールでやり直します。慶応スクール高松の社会、理科講師は、公立学校で指導的立場にあった先生です。私の言いたいことをすぐに理解してくれ、授業のやり方をもう一度見直しますと言ってくれました。かつての先輩の諸先生方に、私のような者が意見を言うのはおこがましいのですが、慶応スクール高松に来てくれている生徒の成績を上げていくために、スタッフ全員が一つになって頑張っていくくもりです。まだ、3年生の皆さん、十分に間に合います。一緒に頑張りませんか。



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 高校生への対応につい​て 2014.09.05

今日は、中学3年生の授業日です。すべて診断テストは、返却されているはずですから、本当に結果を楽しみにしています。実は今回の診断テストで英語か数学で、1人でも45点以上取っていたら、かにわしタルトか、ハーゲンダッツのアイスクリーム、ごちそうするねと約束していました。昨日、2年生の女の子が「先生、3年生の先輩が英語で45点超えたらしいですよ。大騒ぎしていました」とご丁寧にも報告を受けてしまいました。彼女たち、喜んで今日来ますね。かにわしタルト18個分、用意させていただきます。(笑)

さて、今日は「高校生への対応」というテーマで書かせていただきます。4月に開講した、慶応スクール高松ですが、現在は、高松桜井、高松商業、高松南、英明の特進と4名の方に来ていただいてます。現在は、英語と数学を全員が選択してます。英語はセンター試験でも配点が大きいです。大学進学のためには、英語は外せません。数学も高校生はとても苦手にしています。英語は私が、数学は昨日お話ししました、数学講師が担当してます。おそらく香川県の学習塾で、私たちと比較できる講師などいません。ぜひ、無料体験授業を受講していただきたいと思います。英語は、ビジョンクエスト、数学は数研出版の数学Ⅰ、Ⅱ、A、Bを使用しています。

高校生の英語の点数を上げるためには、まず語彙力を増やすことです。毎回、単語、連語練習を繰り返し、確実に身につけさせています。次に、英文法をきちんと理解していくことがとても大切です。英文法をきちんと理解した上での英会話でなければなりません。コミュニケーション能力の育成ということで、英文法が軽く見られがちですが、大学のセンター試験に対応するためにはしっかりとした文法力を身につけることは必ずしなければ゛いけません。                                  

私は、慶応スクール高松を開講するとき、高校生も対応できる、知識を持った講師の方のみ採用いたしました。スタッフ全員が、きちんと対応できます。英語、数学以外に、世界史、日本史、化学、現代文、古文にもすぐにでも対応できます。ご相談ください。

また、高校生は、英語検定講座、大人の英会話に無料で参加してもらっています。英語を話せるかどうかで、就職する先が大きく変わってきます。これからの高校生は、英文法はもちろんのこと英会話もできなければいけません。大学によっては、英検2級保持者は、英語の試験免除としている大学もあります。英検もとても大切です。高校生には、2級を取得するように励ましています。

センター試験は、高校受験とは比べものになりません。学習する量が、かなり多くなります。できるだけ、現役で志望校が合格できるように私たちも全力でサポートしていきたいと思っています。

私は1度だけ、高校3年生を担任した経験があります。中学3年生は、11回担任しました。私の時代、中学生の修学旅行は、北九州でしたから、さすがに、太宰府やスペースワールドにはもう飽き飽きしていました。高校3年生は1度だけの担任でしたが、2度としたくありません。高校受験の推薦書はそんなに苦痛なく書けましたが、大学に送る推薦書は、書く量が多く大変でした。私は、こうやって毎日コラムを書き、皆様方に読んでいただいています。文を書くということにそんなに抵抗はないのですが、さすがに高校3年生だけは、もう担任したくありません。高校3年生を担任している先生方、これからの時期がたいへんですよね。頑張ってください。

慶応スクール高松の高校生クラスは1クラス10名までです。少人数で、必ず単元ごとに試験をしていきます。できなければ、個別で理解できるまで指導しています。大講義室で、講師の説明だけを聞いているような授業で本当の実力がつくはずがありません。高校生の皆さんが、慶応スクール高松に来ていただけることをスタッフ一同、心よりお待ちしています。



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 中学3年生がこれから​すべきこと  2014.09.04

昨日、中学3年生の保護者の方からご連絡をいただきました。「昨日、診断テストの全教科が返却されましたが、合計点が107点になっていました。先生のおかげです、本人もすごく喜んでいます。ありがとうございました。」という内容でした。皆さんは、なんだ107点か、なんてお考えになったのではないでしょうか。無理はありません、107点では公立の普通科はまだまだ厳しい状態です。

この生徒さんは、1回目の診断テストは83点でした。今まで行っていた大手学習塾を辞め、7月から慶応スクール高松に入塾されました。1年生、2年生の診断テストも100点を超えたことは一度もありません。保護者の方には感謝していただきましたが、今回点数が伸びたのは、あくまでも本人の努力の結果です。私どもは、彼が学習しやすい環境を提供しているだけなのです。

高松高校、何名合格、高松一高、何名合格と大々的に宣伝し、また90点以上の生徒の名前を張り出している学習塾もあるようですが、私は一切そのようなことはしません。今回、初めて107点を取ることができた彼が、高松高校に合格できたり、定期試験で90点以上取れる可能性はまずありません。しかし、私は彼の努力を高く評価しています。授業に対する取り組みも、7月とは全然変わってきました。高松高校に合格できたから、その生徒は頑張ったなんて評価してはいけません。学習に対する能力差は個人によって違います。個人個人できちんと評価し、その子にあった学習方法を提供していかなければならないと思っています。

8月31日から、日曜講座を開始しました。内容は、理科、社会の総復習です。これにより、慶応スクール高松の中学3年生は、週5回来ることになります。「先生、毎日、慶応に来て勉強したいのですが、だめでしょうか」と言ってきた女の子もいます。高校生や他の学年の生徒もいますので、それはできません。しかし、学習の内容、うんぬんよりも、まず生徒をそのような気持ちにさせることが、学習塾の大きな役割ではないでしょうか。次に、学識の高い講師が指導することだと思います。

これから、中学3年生は、理科、社会を徹底的に仕上げていきます。数学補習講座の結果、数学は診断テストで20点を切る生徒はいなくなってきました。英語は、過去10年間の公立高校の入試問題が、すべて私の頭の中に入ってますから、3年生にこれからすべきことを的確に指導できます。国語は、公立学校でばりばりやられ、ご退職された先生に来ていただきました。すでに中学生には指導していただいてます。中学2年生も、毎週、火曜日に数学補習を始めています。公立高校の入試で、一番差がつく教科は数学です。再来年の入試が終わるまで、辞めることはありません。英語、数学を仕上げていくのは本当に時間がかかりますが、しかし、理科、社会は一気にいけます。暗記テストを繰り返し、彼らの頭の中に定着するまで続けます。

最近、生徒の様子を見てみますと、質問をすることが多くなってきました。すごくいい傾向です。中学3年生は、今は受験のこと以外に目が移ってはいけません。10月は第3回学習の診断、中間テストとかなりハードです。一緒に頑張っていきましょう。明日は、3年生、全員が診断テストの結果を持って、慶応スクールに来ます。楽しみにしています。



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 見直すべき小学校教育 2014.09.03

昨日、第2回診断テストがおこなわれ、3年生がどのような表情で来るのか楽しみにしていました。ある女の子は授業開始、1時間前に来ました。彼女は1回目の診断テストは124、南高の看護科を第1志望にしています。残念ながらその点数では、南の看護は合格しません。6月から、慶応スクールに入塾しました。まだ、自己採点の段階ですが、作文など全て除いて、なんと150超えていました。また、数学、1回目の診断テストで8点だった生徒が今回は、自己採点の段階ですが、20をこえています。慶応スクール高松で、今回のテストで数学が20点未満の生徒は今のところいません。慶応スクール高松が誇ります数学教師は、東京大学の2次試験の問題でさえ、楽々に解くという実力者です。毎週、月曜日、数学補習日とし、2時間、数学の特訓をした成果が徐々に出てきたと思います。入試の前日まで続けるつもりです。

さて、今日は「見直すべき小学校教育」というテーマで書かせていただきます。私は、すべての教育の基本は小学校に教育にあると思います。中学校の担任をしてますとき、小学校できちんと指導されてきている生徒と担任が変わったりして落ち着きのない学年の生徒とでは、最初の授業の受け方が全然違います。学校ができないのであれば、学習塾でしつければよいだけの話です。

慶応スクールで、小学生、大人の英会話を担当しているサンジィヤ先生は、昨年まで、某英会話学校で、主に小学生を担当していました。まったく日本人スタッフがしつけなかったせいか、授業中、勝手に席を離れたり、サンジィヤ先生に暴言をはいたり、私語をしたり、英語以外のことをしようとしたりして、全然授業にならなかったそうです。慶応スクール高松の小学生と、全然違いますと言っておられました。

私は、授業規律と授業の雰囲気をとても大切にしています。まず、学習内容に入る前にそこがきちんとしていないとだめです。慶応スクール高松の小学生は、夏期講習は、午前か午後に参加するように話してました。彼らは、ほとんど毎日来て、付属対策の問題集を3時間、黙々とこなしていました。私が注意することなど一度もありませんでした。

内容ですが、小学生には、まず文章を読み取る力(読解力)を身につけさせ、次に自分の意見などを発表したり、文章を書く力を持たせることが大切です。詞、俳句、短歌はすべて暗記させています。後は、計算力です。小学生には、ゲームを取り入れた学習法もおもしろいかもしれません。

皆さん、ご存じのようにこれからの時代は、国際化時代と情報化時代です。英語は、小学生のうちから、慣れておく必要があります。日本人が話す英語レベルではいけません。学識のある外国人の方が、指導しないとだめです。慶応スクール高松のサンジィヤ先生は、4カ国語を自由に話し、日本語検定も1級をお持ちの先生です。小学生は、本当に楽しく英会話を学んでいます。

昨日、通知表の話をしましたが、小学生の保護者の方にも通知表を持参していただきました。◎ばかりで、どのように私もコメントしてよいのかわかりません。小学校のつける通知表の評価の仕方は全くの不透明です。基準が示されていないため、私もどのように保護者に話したらよいのかわかりませんでした。

最後に1つだけお話しさせてください。小学校教育は、すべての教育の基本であるという考え方は、変わりませんが、小学校のうちからあまり飛ばしすぎるといけません。きちんとしつけをしながら、余裕を持って学習に取り組ましていくというスタンスが理想なのかもしれません。この前、6年生の社会では、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の時代を勉強しました。写真を見せながら、楽しくわかりやく解説したつもりなのですが、小学生にどこまで通じたのか不安です。慶応スクール高松は、9月30日を持って、来年3月まで小学生の募集は中止する予定にしています。思った以上に、評価をいただき、昨日は三木町の小学校からも来られました。皆さんの期待に応えられるように精一杯頑張っていくつもりです。



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 通知表を拝見して 2014.09.02

今日は、香川県の中学3年生が第2回の診断テストを受けています。昨日、数学補習に来ていた慶応スクール高松の3年生、全員には、数学の過去問を渡し、今日のテストの心構えについて話しました。慶応スクール高松の中学3年生は、本当にまじめで一生懸命に取り組む生徒ばかりですから、何とか頑張って欲しいです。今日は、3年生の授業がありますから、彼らがどのような表情で来るのか楽しみにしています。

さて、本日は、通知表について書かせていただきます。この夏休み、保護者の方々とは個人面談をさせていただきましたが、そのとき皆さんに通知表を持参していただきました。担任から、通知表について説明はあったようですが、なんせ1人10分足らずの面談です。保護者の方がじっくり見る余裕はありません。27年間も学校現場にいた私が見れば、どのように作成された通知表であるのかすぐにわかります。

まず所見欄ですが、ほとんどがきちんと書かれた文章ばかりでしたが、中にはパソコンの打ち間違いなのか、誤字があるものもありましたし、担任がこの生徒に何を言おうとしているのか理解しにくいものもありました。私が理解できにくい文章なのですから、保護者の方がわかるはずもありません。国語の勉強をし直さないといけない担任もいました。(笑)

保護者が一番に見る項目は、もちろん評定ですが、私が教師の頃は相対評価であり、各評定の人数が決まっていましたのである意味平等でした。しかし、絶対評価に変わり、教科担任の色がかなり出ており、わかりにくいものもいくつかありました。まず、体育の評定でオールA、期末試験も80をこえているのにもかかわらず3です。とてもまじめな生徒です。担任からは、体育の評定は厳しいのですと説明はあったみたいですが、なぜ体育のみ厳しくするのか、理解できません。オールAで80を超えていれば間違いなく4か5です。その生徒は自宅に帰り、泣きながら、やる気がなくなったと言ったみたいです。また、英語の評定で、中間、期末とも90を超えていて、もちろんオールAにもかかわらず、評定が4であった生徒もいました。担任は、もう少しで5でしたと言ったみたいですが、まったく話になりません。高校は、英語の評定を4としか評価しません。4と5の境界がわかりにくい評価の仕方では保護者も生徒も納得しません。私が、英語というのもあってその通知表には真っ赤な付箋をつけ、意見を書きそのまま担任に提出するように、保護者には伝えました。

後、気になったのが行動の○の数です。5個ついていた生徒もいましたし、1個しかついていない生徒もいました。私は、慶応スクール高松の中でしか彼らを見ていませんが、特に2人を比較しても変わりません。担任の見方によってここまで、評価が変わってしまうのかと思いました。

最後に、遅刻、早退がないにもかかわらず、欠課時数が3という生徒がいました。授業中、抜け出してどこかにいっていたとしか考えられません。しかし、そのような生徒は慶応スクールには、1人もいません。本人に確認しても、保健室にいたという事実もありません。保護者は私が欠課時数を指摘するまでまったく気がついていませんでした。学校からもまったく連絡はなかったそうです。すぐに担任に確認してくださいとお願いしました。

私は、進路説明会の時、先生が頼りですと保護者の方から言われました。期待は裏切れません。地元の協和中学、木太中学、龍雲中学、また遠方より太田中学、勝賀中学、国分寺中学、香川第一中学、今度三木中学校からも来られます。本当に、慶応スクール高松をご選択いただていますことをとても感謝しています。皆様の期待に添うようにスタッフ一同全力を尽くして頑張って参ります。まだ、時間は十分にあります。点数がなかなか伸びないと悩んでいる中学3年生の皆さん、ぜひ一度慶応スクール高松に来られ、この雰囲気を体験してみてください。



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 夏期講習を終えて 2014.09.01

皆さん、おはようございます。40日ぶりにこのコラムに帰ってきました。慶応スクール高松にとってあっという間の40日だったと思います。昨日で、無事、夏期講習を終えることができました。明後日、火曜日が第2回診断テストですので、夏休み最後の日曜日である昨日は、中学3年生全員が参加して、診断テスト過去問を使って、理科と社会を仕上げました。

中学3年生は、夏休み中、午前中は診断過去問を使った授業、午後は個別授業、夜は一斉授業と私が目標としていました1日、10時間学習をほとんどの3年生が達成することができました。学習量では、他の中学3年生には決して負けていません。自信を持って、明後日の診断テストに臨んで欲しいと願っています。

さて、開校して初めてこの夏期講習を終えたわけですが、課題も残りました。中学3年生は、来年以降も1日、10時間を目標として、全員に達成させるつもりです。小学生は、付属対策の問題集を購入し、全員それをやり遂げました。小学生は、午前か午後のどちらかに夏期講習に参加するように話していたのですが、全員がきちんと参加して、黙々と付属対策の問題集をこなしていました。慶応スクール高松に来ている小学生は、本当にまじめで一生懸命に学習に取り組む生徒ばかりです。小学生も、同じようなやり方で、来年度の夏期講習に臨むつもりでいます。

高校生と中学1年生、中学2年生への対応が今後の課題です。高松桜井、高松商業と相次いで入塾いただきました。慶応スクール高松のスタッフは全員が高校生も十分に対応できる力を持った講師達ですので、その点は問題ありませんが、来年度は高校生が充実した夏休みを過ごせるようにカリキュラムを考えていく必要があります。大きな課題の一つです。

もう一つは、中学1年生、中学2年生です。どうしても部活動があり、慶応スクール高松に来る時間帯がばらばらなため、一斉授業はなかなかできません。彼らも高校生と同じように来年どうしていくかが、私たちに与えられた重大な課題だと思っています。

さて、中学3年生は、マラソンでいえば、42.195Kmの9月は30Kmぐらいの地点ではないかと思います。30k地点といえば、シドニーオリンピックで金メダルを取った高橋尚子選手がサングラスを投げ、ラストスパートをかけた地点です。そのまま、2位の選手を引き離し、見事優勝しました。

慶応スクール高松も高橋選手に見習い、ここから一気にラストスパートをかけ、他の中学3年生を引き離しにかかります。まだ、十分に間に合います。なかなか思うような点数が取れないと悩んでいる中学3年生の皆さん、それはあなた方が、各教科どうしてもおさえておかなければならないことをきちんと押さえていないからです。慶応スクール高松は勉強を頑張りたいと思っている生徒さんを拒否することはありません。全員を受け入れます。ぜひ、一度、来られて慶応スクール高松の雰囲気を体験してみてください。スタッフ一同皆さんを心からお待ちしています。



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